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ブログ|ふじさきデンタルクリニック|コロワ甲子園内の歯医者さん|西宮市

授乳中の歯の治療について

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兵庫県西宮市のコロワ甲子園地下1階にある歯科医院『ふじさきデンタルクリニック』受付助手の馬場です。

今回は、私自身も当時心配していた授乳中の歯科治療についてお話しします!

 

妊娠中は口腔内の環境が変化することで、虫歯や歯周病にかかりやすくなり、治療をする方が増加します。

ですが、悪阻の影響やお腹が大きくなることで治療を産後まで一時中断するケースも少なくありません。

ただ、産後は授乳があるため麻酔など大丈夫なのかな?と心配される方も多いかと思います。

なので局所麻酔について少しお話しします!

 

▼局所麻酔薬

基本的に痛みをともなう治療が多く、治療中の痛みを和らげるために局所麻酔が多用されます。

歯科治療で使う局所麻酔の量はたいへん少なく、その上局所麻酔に含まれる血管収縮薬の効果で、体内に広く拡散することもありません。

局所麻酔薬も少しは体内に入り母乳に移行しますが、注射から2時間ぐらいがピークになります。

そして5〜6時間で半分以下になり、ほとんどなくなります。

ピークの時でも母乳への移行量は0.1%以下と言われていますので安全と考えても間違いではありません。

 

▼母乳への移行が心配…

安全性を第一に考えて処方しますが、母乳に全く移行しないわけではないので心配に思う方もいらっしゃるかと思います。

そのような場合は、歯科治療の前に授乳しておき、歯科治療の後数時間待ってから授乳するとより安心です。

まだ授乳の間隔が短い場合は、事前に搾乳しておいたり、治療後1回分の授乳はミルクも選択肢に考えてください。

 

▼まとめ

今回は、授乳中の歯科治療についてお話ししました。

授乳中の局所麻酔薬に関しては、歯科治療で使用する分ならまず心配ありません。

虫歯治療や歯周病治療も問題なく受けていただけます。

産後はご自身のことよりも育児に追われてしまい、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

自分の事は後回しになってしまいがちですが、歯の健康のために歯科医院で定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします!

授乳中の歯科治療に不安のある方は当院でぜひご相談ください!🦷♡