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ブログ|ふじさきデンタルクリニック|コロワ甲子園内の歯医者さん|西宮市
小児生活習慣病について
- 2022年7月16日
- 未分類
兵庫県西宮市のコロワ地下1階にある『ふじさきデンタルクリニック』歯科衛生士の前田です。
今回は小児生活習慣病についてお話ししていきます。
みなさんは小児生活習慣病を知っていますか?
成人の生活習慣病が増えているのは知っているかと思います。一般には成人の病気だと思われていましたが、メタボリックシンドロームや2型糖尿病、高血圧、脂質異常症などの病気が小児たちの間でも増えてきています。
小児の肥満を防ぐためにも幼児期の肥満(1歳半前後から、就学前の6歳頃まで)がとても大事になってきます。
日本小児医療保健協議会が2019年に発表した「幼児肥満ガイド」によると、乳児肥満の多くは自然になくなりますが、幼児肥満は学童肥満に進展しやすいとされています。また、思春期の高度肥満は幼児期にすでに肥満になっていると言われてます。
学童期、思春期の肥満は幼児期から徐々に体脂肪が蓄積されつくられているので、幼児期の肥満管理は重要です!
小児生活習慣病を簡単に少しでも予防できることをお話ししていきます!
①食事のバランス
お母さん達の中でファーストフードって食べてもいいの?って思っておられる方もいるかと思います。
食べ過ぎはやっぱり肥満の原因になるので、よくはないですが、食べてはいけないと言う訳ではありません。
・ポテトを塩抜きにしてケチャップにしてみる
・お昼に食べたら夜は野菜多めの味噌汁にしてみる
などバランスが大事になってきます。バランスをとることで食べ過ぎを防いだりすることができます。
食事のバランスをとるヒントとして「東京都幼児向け食事バランスガイド」を参考にしてみてください。
②食事の回数をきちんとする
1歳〜2歳 5回(朝、10時のおやつ、昼、3時のおやつ、夜)
3歳〜5歳 4回(朝、昼、3時のおやつ、夜)
※3歳からはおやつ1回が目安となります!
※1歳半から3歳は、牛乳を飲んでいた習慣
で、牛乳を何度も欲しがりがちになりま
すが、1日1-2杯にする
(子どもカップの8分目くらい)
※牛乳やジュース(果汁)もおやつとして考
え、他の時には水や麦茶などにする
③運動をする
・テレビやインターネット動画などの長時間視聴
・ウイルス環境による外出の低下
などの問題で運動不足の子どもが増えています。
お家の中で色オニや体を少しでも動かすことをやってみてください!
基本的なことかもしれませんが、このようなことで少しでも予防することができるので、今日の食事からでも意識してみてください!
また何か気になる点などありましたら、お気軽に相談にきてくださいね😊