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ブログ|ふじさきデンタルクリニック|コロワ甲子園内の歯医者さん|西宮市
〜補助的清掃用具について〜
- 2021年9月28日
- 歯磨き
兵庫県西宮市のコロワ 甲子園地下1階にある歯科医院「ふじさきデンタルクリニック」歯科衛生士の村田です。
今回は補助的清掃用具ついてお話しします。
毎日食後の歯磨きをしっかりしているという方でも歯ブラシのみの清掃では、汚れの約6割程度しか落とせていないといわれています。
みなさん歯の表面はとてもよく磨けていますが「歯と歯の間」や「歯と歯茎の境目」「奥歯の歯ブラシが届きにくいところ」など磨きづらいところには歯垢や食べかすは残りやすく歯ブラシのみだけで汚れを落とすのは限界があります。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、清掃効果が8~9割近くになるといわれており、虫歯や歯周病予防にとても効果的だといえます。
そのため、歯ブラシと同じくらい大事な道具とも言える「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」などの補助的清掃器具を併用することが必要になります。補助的清掃用具には、目的に応じた作りによってさまざまな種類があります。
今回は一般的に良く使用されている用具を3つご紹介します。
1.デンタルフロス
歯と歯が接している面に糸を通すことによって、歯ブラシの毛先が届かない面の歯垢や食べかすを落とします。
そのため、子どもから大人の方まですべての方が使用できるものとなっています。
お子さん場合は、仕上げ磨きの際に使用してみましょう。
2.歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い部分や、ブリッジ(つながったかぶせ物)をしている部分の清掃に適した小さなブラシです。歯間ブラシにもさまざまなサイズがあるので、ご自身の歯の隙間の大きさに合った歯間ブラシのサイズの選択が必要です。
3.ワンタフトブラシ
毛先が細筆の先のような形状をした小さなヘッドのブラシです。
歯並びの重なり部分や孤立した歯の部分、奥歯の歯ブラシが届きにくいところ、また矯正具を装着している部分など、ピンポイントで磨きたい細かな部分に適しています。
補助的清掃用具は歯ブラシと併用することで清掃効果が高まります。しかし、サイズや使用方法を間違えてしまうと歯や歯茎を傷つけたりしてしまうこともあります。
ふじさきデンタルクリニックではご自身にあった操作方法・サイズ選びを歯科衛生士がご提案させて頂いております。
何か分からないことがありましたらお気軽にお尋ねください。